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やみくもに動かすだけじゃ不調は直らない。体を根本から直すための動かし方のルール(その2)

2021/05/02

こんにちは

高戸静香です。

 

完全なおせっかいから始まった(笑)

 

体を根本から良くするための動かし方のルールについて




ルールは全部で5つありますが、そこを外さずに体を動かせば、誰でも不調を繰り返さない健康な体を手に入れることが出来るんです。

逆に言うと、体を動かしていても不調が解消しないのは、その5つのルールから外れちゃってるからなんですね。


では、今日はルールその2
《ノン・カバーモーション》について

では、説明していきますね。

私たちの体には、たいていの場合、使いすぎの筋肉とあまり使われない筋肉が存在しています。

使いすぎの筋肉は、あまり使われていない筋肉の動きをカバーしてくれるので、(人間の体の凄いトコ!)

あまり使われていない筋肉は、どんどん使われなくなり固く縮こまっていきます。

そして、その縮こまった筋肉はしだいに周りの筋肉や骨、関節を圧迫したり、引っ張ったり、ずらしたりし・・・

その結果、痛みや痺れなどの不調を引き起こすのです。

そう、これが不調の根本原因!

なのでね、これを解消するには、使われなくて固く縮こまってしまった筋肉をまた使えるように戻してあげるんです。

そのためには、使いすぎの筋肉が、使われなくて固く縮こまった筋肉の動きをカバーしようとする、その動きをさせないようにします。

すると、固く縮こまった筋肉は、次第に機能を取り戻してちゃんと使えるようになっていくんですね。


え、じゃあ、それってどうやってやるの?ってことですが、ちょっとこちらをご覧ください。

これは、手を組んでひっくり返した腕を肘を伸ばしたまま、上に上げていくエクササイズなんですが

腕を上に上げるって聞くと、できるだけ高く上げたくなりません?(私はなります笑)

そう、こんな風に
(ほ〜ら、こんなに上がるもんね〜)


でもね、これがカバーモーションなんです。

カバーモーションてね、無意識的、自動的に起こるものなので、自分では気付くことが出来ないんですね。

だから下の写真も、一見高く上がってるように見えるけど、実際には、体全体を弓ぞらせることでそう見えているだけなんですね。

これだと、固く縮こまった筋肉の機能は回復してきません。

大事なのは、腕を高く上げることよりも正しい刺激を入れること。

なので、使いすぎの筋肉が必要以上に働くことのないように、レッスンでは声掛けをしていきます。

これは、体を根本から直す上での最大のポイントとも言えます。


はい、今日は、体を根本から直すために外せないルールの(その2)をお伝えしました。

ぜひ、この続きもお楽しみに♪

お読み下さりありがとうございます。